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REAL STORY

挙式の誓いの言葉を考えた時間で、
より相手を大切に思うようになった

結婚式後6ヶ月

当日はどんな一日でしたか?

眞友加様 想いを伝えられたりとか、おめでとうって言葉を言われたりとか、あんな日しかないね。あの日しかないなと思います。家族がすごく楽しそうにしてくれてたので、それを見れて楽しかったです。あとは祖父母が飛び跳ねてたりとか。すごい幸せでした。大好きな人達が楽しんでくれて。

優馬様 僕はその彼女を見ているのがすごい幸せだった。朝ここに着いて会場に入った途端に、みなさんが準備してくれてたんですけどね。会場の雰囲気を見るだけで彼女も「わーイメージどおり!すごい素敵ー。」ってなって。その彼女の表情を見るだけで、僕はすっごい幸せな気持ちになったんですよね。彼女が大好きな人たちと終始休まることがないくらい嬉しそうで、ずっと笑ってて、嬉し泣きをして。そういう彼女を見ているだけで当日はすっごい幸せな気分で過ごしました。あんなに幸せな彼女の表情をずっと見続けた日はもうないのかな?って思うくらい幸せな1日でした。

結婚式はどんなことを大切にされてつくられていったんですか?

優馬様 色んな人に愛されている彼女がその人達に対して大事だよ、大好きだよって伝える場。僕にとって結婚式をする理由はそれだったんですよね。

担当プランナーと一番最初に、パーソナルミーティングという打合せをされた時のことを覚えていますか?

眞友加様 こんなに自分の話を聞かれることがないので、自分のことを知っているつもりだったけど、気づくことはたくさんあったね。整理も出来たので、結婚式のなかでここを大事にした方がふたりにとってはいいねとか、目的がちゃんと明確になったんですよね。だから最初のあの時間はすごく大事やなって思いました。だからもしもあのパーソナルミーティングをしなくて、結婚式をやったって考えたらすごい薄い結婚式になっていたんだろうなって思います。例えばただただ意味がない演出をしたり、何も目的無く決めてしまっていたら、あの1日にはなっていなかったと思うんですよね。こういう意味があるんだったらこういうレイアウトにしようかとか席次にしようかとか、料理はこのコースがいいかなとか、お花はこの色合いが二人っぽいかなとか。それらに全部意味が持てたので、納得感がありました。

結婚式をやってみてどうでしたか?

眞友加様 絶対やったほうがいいよね。私の兄も今でも言うのですが、「まゆかの結婚式はめちゃくちゃ良かった。全部が意味あったもんなー」って。だから兄はその後友達にここをすごくお勧めしてくれてるんです。「妹が挙げたところで挙げたほうがいい」って言って。それで実際兄のお友達がその後会場見学に行かれたみたいで、しかも予約したらしいんですよ。
結婚式を挙げた後に、家族との時間もより増えてほぼ毎日実家まで足を運んでご飯食べてるんです。それから、彼とも結婚式後は全く喧嘩しなくなったんですよ。
お打合せの時にお互いのことをわかりあって、彼はこういう人私はこういう人とか、こういう家族になっていきたい、なんていうのもちゃんとみえたんです。だから昔だったらイライラしていたこととか、なんでこうやってくれへんの?って思っていたことも、全く何も思わなくなったんです。すごい穏やかに過ごせてて喧嘩しなくなったね。

おふたりが結婚式後喧嘩をしなくなったっていうのは、結婚式の準備や当日のどこかが影響あるんでしょうか?

眞友加様 誓いの言葉だと思います。挙式中にお伝えする 誓いの言葉 で相手は自分にとってどういう存在か、どういう風になっていきたいか、そのために私はこういう風にありたいです っていうことを考えて伝えたんですよね。だから結婚式後も「あ、あの時みんなにああ言ったし」って思って。彼は私だけじゃなくて家族にも誓うと言って、私の家族にも誓ってくれたんですよね。誓いの言葉そのものよりも、もしかしたらそれを考えた時間の方が大きいかなって思います。相手のことをずっと考えて、ああでもないこうでもないって考えて書いたんですよね。考えたことでより彼を大事にしたいなって思えたんですよね。

優馬様 僕にとって誓いの言葉を考えるときは、これまでのことがベースにあるんですけど、これからのことを考えるイメージだなって思ったんですよね。これまでのことを通してこれからのことを考えている時に、一つ一つこういう対応は違ったなって思ったり、大切な彼女の為に僕はこういう風にいてあげたいって思ったりしました。そういう整理がされた感じです。それがあったから喧嘩がなくなったというよりは、ふたりの向き合い方が変わったんだなって思います。

誓いの言葉は当日まで内緒にしていたとのことでしたが、当日お互い伝えあっているときはどんな感じでしたか?

眞友加様 普通のお手紙ではないじゃないですか。なんかプロポーズされたときに感じたのと同じような。プロポーズのときも彼が手紙を読んでくれたんですけど、今までに感じたことのない、なんて説明したらいいんだろう、うわああーー!って心の中が。彼の誓いの言葉を聞いたときも同じ気持ちだったんですよね。

優馬様 僕は話した構成が、まずはこれまでの彼女の人生に大切に関わってくれた列席の方たちへ向けて話したんですよ。その次に彼女に向けて話したんですよね。列席者の方々へお話している時は泣いていなかったんですけど、彼女に向けて話しているときは涙が止まらなかったんです。それってなんでかって振り返ると、「今までこうしてしまってたから反省した部分もあって、これからはこうするね」っていうたぐいの話をしてたので、今までごめんっていう気持ちがあったのかなーって思いましたね。

眞友加様 彼はいつもは泣かないから。めったに泣かないし、人前でも泣かないんで。

ご披露宴の最後にはアンサーレターっていう演出をされたと伺いました。

眞友加様 私達もみんなに手紙を書いたし、みんなから最後にアンサーレターっていう形で、直筆でその場で感じたことを書いてもらったんですよね。結婚式終わってから見てすごく嬉しかったよね。すごく嬉しかったのが、当時私達の中で絆を深めることや、来てくれたゲストの人たちにも私達の披露宴後大切な人たちに会いたくなるような気持ちになってほしいって思ってたんですよね。でもそれが届いているかどうかなんてわからないじゃないですか。でもそのアンサーレターで、「家族に会いたくなった」とか「大事な彼氏にちゃんとありがとうって伝えないとって思ったよ」とか、そういう風に感じてくれてる人がすごく多くって、それがすごく嬉しかったね。

優馬様 彼女側のゲストのアンサーレターも読ませてもらったんですけど、彼女自体がやっぱり周りから愛されているんだなって感じ取れました。あとは何より自分達が大切だよって伝えると、その人達もまた自分達の周りに大切だよって伝えたくなるっていう、この連鎖が結婚式の力だとか価値だなって思いましたね。

もしも結婚式をしたおふたりと、していないおふたりのパラレルな人生があるとしたら、どんな風に違っていそうって思いますか?

眞友加様 結婚式をしていないときは、している時のことがわからないから、それはそれで夫婦としては幸せにいられるとは思うんですけど。でも結婚式したからこそ、もっと相手のことを大事って思えたり、周りの人達に感謝出来たり、気づけなかったことに気づけたから、結婚式しなくてもふたりで幸せにいれたとは思うんだけど、なんかもったいないよな。結婚式やったからこそ気づけたことがあったから、本当にやってよかったって思います。

優馬様 結婚式をすると人生が豊かになるから、色んな面で。それがなかったんだろうなって思います。やってみないとわからんもんね。
僕たちは特にそうですけど、ゲストは大切だよ、感謝しているよって伝えることを大切にしてたんですよね。でもそういうことって言わないとなかなか伝わらないじゃないですか。案外みんな他人なんで、一緒にいるけどその人のことをそう思っててなんて言わんもんね、普段は。なかなか日常で作りづらいじゃないですか。 恥ずかしいかもしれないけど、結婚式だからこそその場だったら恥ずかしくないんで。結婚式後の関わり方も全然違うし。
あと、記念日が出来るっていいですよ。いい思い出が出来るっていいですよ。いつまでもそれで酒呑めるんで(笑)。懐かしい思い出が出来るっていいじゃないですか。最高の思い出ですね。

結婚式をやったからこそ得られたことってどんなことだと思いますか?

優馬様 僕たちおじいちゃんおばあちゃんになっても手をつないでラブラブでって話してて、そこについては特にブレることはないんです。ただ、結婚式をしてからはふたりだけで考えてた未来のビジョンが、例えば友達や家族など周りの人達も僕たちと一緒にいるような、増えていってるような、そんな感じがします。彼女にとって素敵な時間を過ごそうって思って夫として努力するじゃないですか。彼女の好きなところに連れて行こうとか、例えば二人で何かするっていう発想がほとんどだったんですよね。でも結婚式後は、そこに彼女の友達がいてくれたりするほうがいいなーって思うようになったんですよね。僕とふたりで何か特別なことをするというよりは、彼女と僕とさらに彼女の大切な友達なども一緒に過ごすほうが、僕も含めて幸せな時間を過ごせてるっていう感じがします。未来のプランを考える時も、そういう風に考えることが多くなりましたね。

最後に、おふたりはもう新しい家族を歩みだしていますが、今はお腹の中にいる産まれてくるお子さんへ一言メッセージどうぞ。

眞友加様 元気に産まれてくるんだよ。すくすく育つんよ。まっすぐに。そのままでいいよ。ありのままでいいよ。

優馬様 俺からは何があってもかあちゃんを守れ、と。何があっても。ただそれだけです。その為やったら何でもやってもいいから。男として。それだけです(笑)。

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