party report
フォーチュンガーデン京都のパーティーレポート
〈New〉おふたりのこだわりとおもてなしが詰まった1日
おふたりが出会ったのは 大学の軽音サークル
同期との繋がりが強く
そのメンバーのお一人という認識でしたが
おふたりで遊びに出かけられた日が楽しくて楽しくて
お互いに素直な自分の気持と直感で
その日のうちにお付き合いがスタート
一緒に過ごす時間が増え
「一緒にいると自然で、心地いい」
という気持ちが膨らんでいきました
お付き合いがスタートした
9月24日は 大切なはじまりの日
今では結婚記念日として
これからもふたりで大切にしていく特別な日となりました


「結婚式」は
ふたりの人生を振り返る時間でもあり
でも それは自分たちのためだけではなく
大切なゲストの皆様のために
だからこそ 空間も 料理も 進行も 言葉も
すべてに意味を込めて
妥協なく「想いが伝わる一日」にしたいと思いました
そんなおふたりの想いが詰まった
特別な一日をご紹介いたします


おふたりのご準備が整い
いよいよ特別な一日が始まります
最初の瞬間は「ファーストミート」
お互いの姿を見た瞬間 緊張がほどけたように
すこし照れくさく でも心から嬉しそうに
やさしい笑顔がこぼれました


挙式前にそれぞれのご家族と過ごす
特別なお時間をご用意しました
感謝の気持ちを伝え
晴れ姿をいちばんに届ける
かけがえのないひとときです
2人兄妹の長男としてご誕生された新郎様
真面目でまっすぐなお人柄のお母様は
子供のことを1番に
サポートをしてくださる安心感があります
お父様はいい意味で放任主義
やりたいことを自由にできたのは
そんな親御様のおかげとお話されました

3姉妹の長女としてご誕生された新婦様
お母様は
「姉妹を平等に育てたことで
お姉ちゃんとしての唯一の権利を
奪ってしまったのではないか」
と後悔していることもあるとお話してくださいました
でも新婦様は
「平等に育ててくれたからこそ
今の自分の考え方や自由な発想がある」
と話してくださいました
その想いが答え合わせされたかのようなお時間でした

ーWedding Ceremonyー
美しい音楽と生歌がある
キリスト教式の感動と
言葉で伝える唯一無二の人前式の魅力
そのどちらも叶えたいからこそ
人前式でも聖歌隊をお呼びすることを決めました
お父様と歩くシーンは
大好きな音楽に包まれて一歩一歩ゆっくりと

挙式では 新婦様の妹さまおふたりにご参加いただき
ブーケを受け取っていただきながら想いをつなぎました

おふたりの心からの誓いの言葉を
皆様に届けることで
その想いがしっかりと承認される特別な瞬間となりました

華やかなバブルシャワーに包まれながら
大切なゲストの皆様の祝福を受けてご退場されました


ーWedding Dressー
ニューヨークのラグジュアリーブランド
NAEEM KHANのインド刺繍がとても美しい一着
ビンテージライクで
どこかエッジのきいたデザインが
お好みでいらっしゃる新婦様は
伝統的な刺繍や技術が施された
このドレスをお選びいただきました
温かみのある色味にも新婦様らしさが伝わります

ーCoordinateー
ウェルカムスペースにも
おふたりのこだわりがたくさん詰まっています


会場装花はクラシックはベースにあるものの
コーラル・サーモンピンク・イエロー
ホワイト・グリーンなど
大聖堂チャペルでのシーンとは対照になるように
色とりどりのドラマチックな装花に
芍薬やバラなどエレガントでクラシックなお花
グリーンの量感や質感も大切にしたので
ナチュラルの中に上品で上質な空間です

-Wedding Party-
カーテンが開き おふたりのご入場
カーテンが開くその瞬間まで
緊張とわくわくが入り混じった表情で並んで立つおふたり
ゲストの皆様のあたたかな拍手が会場に響き渡ります
新婦様のドレスにはパフスリーブをプラスし
髪はダウンスタイルで挙式とはまた違った雰囲気に
ウェディングブーケは
ドレスに合わせて白を基調に
「蘭の女王」とも呼ばれるカトレアを使用し
クラシックな王道スタイルに
さらに ライラックやクレマチスなど
季節の花も取り入れ
上品さの中にさりげない華やかさを

ケーキご入刀のあとは
新郎様に大きなスプーンで
口いっぱいに頬張っていただきました

新婦様のご中座は
サプライズで妹さまおふたりとお祖母様とご一緒に
嬉しそうな笑みを浮かべながら
4人でゆっくりと歩まれる姿に
ご家族の皆様の表情もほころびます。


新郎様のご中座は
サプライズで妹さまとご一緒に
「お互いシャイだから少し話すくらい
でも 言葉がなくても気にかけ合って助け合える関係」
とおっしゃっていた新郎様
そんなおふたりが少し照れくさそうに
腕を組んで歩く姿がとても印象的でした

おふたりはお色直しを終え いよいよ再入場
新婦様のヘアはリボンを添えた
上品なアップスタイル
会場のクラシカルな雰囲気にも
ぴったりとマッチしています
ブーケも 会場の雰囲気に合わせたものに
友人たちと笑い合う時間
そしてお花に囲まれたロマンチックなシーンを
思い描きながら 心を込めて束ねたブーケです


ゲストの皆様にも想いを
発信していただける時間にしたいという想いから
各時代ごとにお集まりいただき
おふたりへの想いをインタビュー形式でご紹介しました
各時代をともに過ごされたゲストの皆様から
おふたりを大切に思うあたたかな言葉でいっぱいでした

親御様へは想いがこもった
おふたりの生まれたときの体重と同じ
ウェイト米と感謝状を

退場は もう一度皆様と乾杯を交わす
“ワンモアチアーズ” の時間
ゲストの皆様とたくさんの言葉を交わしながら
笑顔でのご退場となりました


ゲストの皆様にお選びいただける
「引出物マルシェ」をご用意されました
おふたりらしい細やかなお心配りが伝わる
あたたかなおもてなしのひとつです



<担当プランナーからのメッセージ>
とても優しくゲストへの配慮を一番に考え
FORTUNE GARDEN KYOTOという館自体を
とても愛してくださっているおふたりだからこそ
会場の都合でお断りしなければならない事象もあった中で
大変心苦しい部分もありましたが
その思いに最大限寄り添いながら
必ず代替案を考えることを大切に
お話を進めさせていただきました
そうできたのは
信じておふたりの素直なお気持ちを
まっすぐに素直にぶつけてくださったからこそです
おふたりとしてどこに相談すべきかと
ご心労をおかけしたことも
あったのではないかと思いますが
まっすぐに伝えてくださったことに
心から感謝申し上げます
こんなにも皆様を思い ご多用の中でも
結婚式のご準備に向き合ったおふたりは
人生の中でも大きな大きな
「振り返りの時間」「思いを馳せる時間」
「未来に向き合う時間」
つまり過去から現在そして未来へと
向き合う時間であったのではないかと思います
おふたりやご家族の皆様からの
【楽しかった】の声に
おふたりの思いが届いてよかったと
とても嬉しく思いました
ご多用の中でおふたりで
たくさんの決断をかさねて迎えた当日が
「楽しかった」「やってよかった」と
思っていただけたことは
おふたりにとってかけがえのない未来に
つながる点となって
これから素敵な線を
紡いでいっていただけると信じていますし
そんな時間を過ごしていただけたことがとても嬉しいです
何かがあったときには
結婚式という一日に立ち返り
ふたりで強く明るい未来へと
向かっていただくことを願っております
staff credit
Wedding Planner:松尾 天鼓
Photographer:Taihei(Lavie Factory )
Florist:仲村宙(LUVONICAL flower works)
Wedding dress : NAEEM KHAN